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家の相続を巡るトラブルを防ぐには
2017-10-31 13:40:17
家や土地などの不動産相続を巡る家族間のトラブルが増えているというニュースをマスコミで目にすることがあります。確かに不動産はお金のように均等に分割することはできませんので、家族間の意見の相違や利害関係によって対立が生じやすいであろうことは容易に想像できます。
しかしそうした報道を目にしても、我が家は兄弟姉妹仲が良いので大丈夫、と楽観視している方が少なくないのではないでしょうか?ただ、報道を通して実際に起きた家族間の相続トラブルを見聞きすると、日頃から疎遠だったり険悪だったりしていた兄弟姉妹間だけではなく、仲が良かった家族同士でも親の死をきっかっけに利害が絡むと急速に折り合いが悪くなり、最悪の場合、関係修復が困難な状態にまで至ってしまったという事例も多々見受けられます。
両親の死後、共に助け合い支え合っていくべき兄弟姉妹が遺産相続を巡って対立するという悲しい事態を避けるためには、やはり両親の生前から家族間で充分な話し合いをしておくことが大切です。確かに遺産相続は縁起でもない、といった理由で話しにくい話題ではありますが、後々裁判などで揉めるまでに至らないためにも、他人事とは思わず話し合いの上遺言書を用意してもらう等必要な準備をしておいた方が良いでしょう。
名前 : たつのり
年齢 : 32歳
職業 : 行政書士
血液型 : A型